退職を決意した際、会社や上司、同僚、取引先などに「申し訳ない」という気持ちを伝えたい場合があります。特に、担当していた業務の継続や人員不足などにより、周囲に負担がかかってしまうことが想定されるときは、退職についてお詑びの言葉を伝えることで、今までお世話になった方々への感謝と配慮を示すことができます。本記事では、退職する際のお詫び文例を5つご紹介するとともに、円満に退職するためのポイントや文面作成時の注意点を詳しく解説いたします。これから退職を検討している方や、お詫びの文章で悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
退職は人生の大きな節目ですが、時には周囲に迷惑や負担がかかってしまうこともあります。以下のような場合、簡単でもお詫びの言葉を伝えておくと、今後の人間関係を円満に保つ上で役立つでしょう。
このように、「退職」という出来事自体がネガティブなイメージを与えることは決してありませんが、周囲への影響を最低限にする姿勢を示すことで、これまでに築いてきた信頼関係を損なわずに次のステージへ進むことができます。
退職の際にメールや手紙でお詫びを伝える場合、以下のマナーやポイントを押さえておくと、より丁寧で誠意のある印象を与えられます。
退職に伴うお詫びの文面を作成する際、以下の点を意識することで、読みやすく、相手に誠意が伝わりやすい文章になります。
ここからは、実際に退職を伝える際に使えるお詫びの文例を5つご紹介します。状況や受け取る相手によって調整し、社内メール・手紙などに応用してください。
○○部長
お疲れ様です。○○部の△△です。
この度、一身上の都合により○月末日をもちまして退職させていただくことになりました。
急なご報告となり、大変申し訳ございません。現在、可能な限り業務の引き継ぎを進めておりますが、不十分な点も多々あるかと存じます。
私の勝手な都合でご迷惑をおかけしてしまい、心よりお詫び申し上げます。
短い間ではございましたが、○○部長には大変お世話になり、深く感謝しております。
至らぬ点ばかりでしたが、今後のご指導を糧に、新しい職場でも頑張ってまいります。
今後の○○部長のご活躍と、会社のさらなるご発展をお祈り申し上げます。
改めまして、これまで本当にありがとうございました。
○○課の皆様
いつも大変お世話になっております。△△です。
私事で大変恐縮ですが、この度、一身上の都合により○月○日をもって退職する運びとなりました。
プロジェクトの途中での退職となってしまい、チームの皆様には多大なご迷惑をおかけすることを心よりお詫び申し上げます。
在職中は、業務面だけでなく日々のコミュニケーションでもサポートいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
至らぬ点も多く、ご迷惑ばかりおかけしてしまいましたが、皆様から学んだことを今後に活かしていきたいと思います。
短いご挨拶ではございますが、本当にありがとうございました。
皆様の今後のご活躍とプロジェクトの成功をお祈りしております。
株式会社○○ ○○様
いつもお世話になっております。株式会社△△の△△です。
突然のご連絡となり恐縮ですが、私こと、この度一身上の都合により、○月○日付で退職させていただくことになりました。
担当を途中で離れることとなり、○○様には多大なご迷惑をおかけしてしまいますことを深くお詑び申し上げます。
引き継ぎにつきましては、後任の□□が担当させていただく予定です。担当者変更の詳細につきましては、改めてご連絡させていただきますので、ご確認をお願いいたします。
在任中は格別のご厚情とご指導を賜り、誠にありがとうございました。
今後とも、弊社ならびに後任の□□をどうぞよろしくお願い申し上げます。
社内の皆様
いつも大変お世話になっております。○○部の△△です。
私事で大変恐縮ですが、一身上の都合により急遽退職させていただくことになりました。
突然のご報告となり、引き継ぎやご連絡が十分に行き届かず、皆様にご迷惑をおかけしてしまうことを心よりお詑び申し上げます。
在職中は、多くの方々に支えていただきましたこと、心より感謝しております。
皆様と共に学び、成長できたことは私の財産となりました。今後もこの経験を糧に、新しい環境で努力を続けてまいります。
残り短い間ではございますが、引き継ぎに全力を尽くしてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
○○部の皆様
お疲れ様です。△△です。
この度、私の都合で大変恐縮ですが、○月○日をもちまして退職いたします。
急な決定となり、後任となる□□さんへの引き継ぎが十分にできないかもしれません。皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解をいただけますようお願いいたします。
これまで業務の中で、多くの学びと貴重な経験をさせていただきました。
皆様の温かいご指導のおかげで、仕事を通じて成長できたことを心より感謝しております。
短い期間ではございますが、退職日までできる限り円滑に業務を引き継げるよう尽力いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
退職時にお詫びの言葉を添えることで、これまでお世話になった方々への感謝と配慮をしっかり示すことができます。退職は自分の人生を前に進めるための選択であると同時に、会社や同僚、取引先の方々にとっても影響を与えるイベントです。以下の点を意識することで、円満退職へ一歩近づけるでしょう。
退職後も人間関係は続く可能性があります。たとえ職場を離れても、今までお世話になった方々との縁が途切れないように、しっかりと配慮した言葉を選びたいものです。円満退職は次のステップを迎えるための大切な準備。今回ご紹介した文例やポイントを参考にして、スムーズで気持ちの良い退職を迎えてください。